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  • 2018.10.15 Monday
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脳内革命ブームの宴のあと、それは夢か現か幻か

少し前のニュースの話ですが、「脳内革命」で一世を風靡した春山茂雄氏が破産したことが報じられていました。
「脳内革命」は大きな批判をあびましたが、脳というものに世間の目を向けさせたという点では無視できない存在だった、その功罪は別にして間違いなく歴史に残る存在だと今でもそう思います。

「脳内革命」の本の内容自体は
人間は怒ったり強いストレスを感じると脳からノルアドレナリンというホルモンが分泌され、これが老化や病気を引き起こす。
その一方でエンドルフィンというホルモンがあり、老化を防止し自然治癒力を高めるすぐれた薬理効果を有する。
だから、エンドルフィンを多く分泌するにはプラス思考を心がけ、また鍼灸や瞑想をしたり運動・食事(特に精進料理)によって分泌を促すことが出来る、まさにこれこそが脳内革命なのだという主張でした。

大きく批判されたのは、
・エンドルフィンが健康にいいなんてことは科学的に証明されていない。
・春山氏の経営するマホロバクラブのありかたについて、特に高額の費用について。
だったと思うのですが・・・。(記憶が・・・(゚゚;)

エンドルフィン等のいわゆる快感系物質を使うなんて太古の昔からシャーマニズムなどでやられているわけで、わざわざ脳内革命なんて言わなくても効くなんて当たり前でしょう。
もちろん副作用がないなんてありえないわけで、シャーマンといわれる人たちのたどる人生の過酷さや、彼等の儀式が100%効くわけでないことを考えればすぐわかることだと思います。

春山氏のいけないところは、脳内革命というキャッチフレーズに本人自身ものめりこんでしまい、あまりに単純に脳内革命によるエンドルフィンの分泌こそがすべての万能薬だと言わんばかりの幻想を世の中にばらまきまくったことだと思います。

ビジネスとしてもあまりに順調に滑り出したためか、引くに引けなくなったというか、本人は本音の部分でどう思っていたのだろう?
基本頭のいい人だとお見受けするのですが、途中で「やばい!」とか思わなかったのだろうか?
その辺、「ブームの渦中にあった人に聞く」なんてインタビューがあれば、是非読んでみたい人の一人です。(「脳内革命」とはなんだったのか?なんて題名はどう?)

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  • 2018.10.15 Monday
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